【佐喜真氏一問一答】出馬は「環境を見極めて検討」「1対1の構図が重要」


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佐喜真淳氏

 14日に宜野湾市内で行った佐喜真淳氏へのインタビューの一問一答は次の通り。

 ―来年の知事選、参院選が控える。出馬の意向は。

 「3年前、知事選挙に立候補した時の思いは浪人期間中も変わることなく、常に市民、県民のために自分なりのステージ、政治の表舞台に立てるように努力をしていきたいと思っていた。前回の知事選挙で訴えた『対立よりも対話』、県民の暮らし最優先という、政治家としてのスタンスは変わらない」

 「ただし、知事選挙、参院選にしても(自民)党の中で、候補者が決定されるものだと理解している。推移を見守りながら、自分なりに努力を重ねていきたい」

 ―知事を目指す気持ちとしては変わっていないと理解していいか。

 「基本的なスタンスは変わらない。県民のために頑張る、しっかりと応えていきたいという気持ちはあるが、環境などをしっかりと見極めることも重要だ。知事選挙にしても参院選挙にしても重要なのは、当然1対1の構図となることだ。環境を見極めながら、期待があれば、検討をしていきたいと思う」

 ―参院選への出馬も考えているのか。

 「以前、知事選挙に出た背景からすると、知事選を考えている。ただステージがどこにいくかというのは党との調整も含めてあると思う。佐喜真淳が必要だという声があれば、考えなければいけないだろうと思う」
 (聞き手 池田哲平)