島田叡の生誕120年で絵画展 KOBE協議会 夢・未来号が2年ぶり来県


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
玉城デニー知事(中央)を訪ね、協力を呼び掛ける久利計一さん(左端)と堀秀也さん(右端)=16日、那覇市の県庁

 KOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長は16日、那覇市の県庁に玉城デニー知事を訪ね、島田叡(あきら)生誕120年記念事業と、神戸市内の児童養護施設に通う子どもたちが沖縄を訪れる「第14回KOBE夢・未来号・沖縄」への協力を要請した。

 久利会長は、来年9月13日~10月7日に県立博物館・美術館で、兵庫県出身で沖縄戦当時の知事・島田叡氏の生誕120年を記念した絵画展を開催することを報告。「なぜ島田さんが命を張って沖縄に来たのかを(多くの人に)考える機会にしてほしい」と話した。

 14回目となる「KOBE夢・未来号・沖縄」は2022年1月8、9の両日実施する。13施設から61人の児童が参加する。昨年はコロナのため来沖できず、神戸で交流事業を開催した。夢・未来号は、2年ぶりの来県となる。久利会長は琉球新報社も訪れ、同様に協力を求めた。 (吉原玖美子)