琉球新報社 
【石垣】来年２月２７日投開票の石垣市長選で、現職の中山義隆氏（５４）が１７日、４期目を目指して出馬する意向を明確に示した。同日の市議会一般質問で、野党会派の新垣重雄氏へ答えた。
市議会で中山氏は、１期目の公約としていた多選自粛について問われ、「今、市が置かれている状況を考えると、国政とも沖縄担当相ともつながる私が市長に立候補し、当選したあかつきには（市内の）ゴルフ場の開発や落ち込んでいる観光、経済、市民生活を取り戻すことが優先だ」と説明。多選自粛の公約より市民生活、観光、経済の回復が「大きな役目だと思っている。全力で取り組みたい」と述べた。
中山氏は１９６７年６月生まれ、市登野城出身。近畿大卒。２０１０年から現職。これまでに市商工会を中心とする市商工政治連盟などが中山氏に出馬を要請していた。 （西銘研志郎）
