レスリング鶴田が県勢対決を制し初V 「なんとしても優勝したかった」 全日本選手権


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スタンドの状態で激しい攻防を繰り広げる鶴田峻大(左)と仲里優力=18日、東京都の駒沢体育館

 18日に東京都の駒沢体育館で行われたレスリングの天皇杯全日本選手権男子グレコローマンスタイル97キロ級は決勝が仲里優力(北部農林高―日体大)と鶴田峻大(沖縄尚学高出、自衛隊体育学校)の県勢対決となり、鶴田が6―0で勝利して、優勝した。

 第1ピリオドで1―0とリードした鶴田は第2ピリオドでさらに攻勢を強め、5点を追加。この日、初戦からの3試合は全て無失点の快勝で初優勝を飾った。

 今大会から87キロ級から97キロ級に階級を上げた鶴田は「87キロ級で優勝できていない中で階級を上げ、逃げたと思われないようになんとしても優勝したかった。ほっとした」と満面の笑みを浮かべた。

(長嶺真輝、写真も)