盟友が久しぶりに公式戦で顔を合わせた。bjリーグ時代の桶谷キングスでACを務めていたのが渋谷の伊佐勉HC。桶谷HCは試合後「懐かしかった。むーさん(勉さん)こういうバスケしてたなーって」とうれしそうに対決を振り返った。
伊佐HCについて「いろんな手札を持っている策士」と形容する。「相手にすると『そこまでやってこんでも』と思う。感心する」と高く評価した。一方の伊佐HCも「(桶谷さんは)ぶれない。そこがチームに浸透していて、一人一人のメンタルと遂行力が高い。すごい手ごわいチームをつくっている。さすが」と賛辞を送った。
キングス生え抜き10年目の岸本隆一は「むーさんを相手に戦ってるのもなかなか慣れないし、桶さんと一緒にやるということも想像つかなかった。人生何があるか分からない。素晴らしい仕事ができていると実感する」と感慨深そうだった。
(長嶺真輝)