大宜味に吉本興業「住みます芸人」も…村と協定 アートフェスや特産PR


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包括的連携協定を締結した大宜味村の宮城功光村長(左)と吉本興業の大﨑洋会長=17日、大宜味村の旧塩屋小学校

 【大宜味】大宜味村(宮城功光村長)は17日、やんばるアートフェスティバル(同実行委員会主催)など地域イベントのPRや村の魅力発信の強化を目指し、吉本興業(大阪市)と包括連携協定を結んだ。吉本興業は福島県や大阪市などの自治体と協定を締結しているが、県内の自治体と結ぶのは初めて。

 大宜味村に関連するイベントや、シークヮーサーなど村の特産品PRなどに協力して取り組むことが柱。芸人が大宜味村に移住する「住みます芸人」も今後、吉本興業内で募集するという。

 宮城村長は「塩屋小学校の旧庁舎を活用しアートフェスティバルなどのイベントの他、特産品のPRも吉本興業の力を借りてできれば」と期待した。吉本興業ホールディングスの大﨑洋代表取締役会長は「大宜味村のイベントや特産品の紹介に積極的に協力したい」と述べた。

 (松堂秀樹)