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来県中のプロ野球巨人の原辰徳監督が19日、ファンケルの山口友近専務や城間幹子那覇市長と共に、火災からの復旧作業が続く首里城を訪問した。施設職員の説明を受けながら世界遺産の正殿遺構や御庭を視察した。
毎年、那覇市内で春季キャンプを張る巨人は2020年、首里城再建への支援金として300万円を那覇市に託した。原監督は「まだまだ道のりは遠いと思う。来年のキャンプ前に選手たちと相談して寄付を募り、城間市長にお持ちすることを約束する」と語った。
ファンケルもこれまでに300万円を寄付した。山口専務は「復興の兆しが見えてうれしく思う」と述べた。
城間市長は、正殿の復元は26年までかかる予定だが、作業は着実に進められていると説明。「(来県する際には)ぜひその都度訪れ、首里城の様子を見守っていただきたい」と感謝の気持ちを伝えた。
(当銘千絵)