斎藤佑樹さん「腸の強い選手は戦える」 子どものけが予防語る 沖縄


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対談企画で語る斎藤佑樹さん(左)と岩本航さん=20日、沖縄市の沖縄アリーナ(喜瀬守昭撮影)

 元プロ野球日本ハムの斎藤佑樹さんが20日、沖縄アリーナでトークイベント「トップアスリートから未来の子供たちへ~ケガとの向き合い方を語る~」に参加した。琉球アスティーダの早川周作社長、スポーツ整形外科医の岩本航さんと語り合った。

 斎藤さんは「僕は入念にストレッチをするタイプだが、けがは付きものだった。普段から自分の体と向き合うことが大事。周りの選手を見てきて、腸の強い選手は年間を通して戦えていた」と語った。

 岩本さんは「ストレッチと障がい予防の(因果関係の)エビデンス(根拠)はない」とし「10歳ぐらいまでは、神経の発達が盛んなのでいろんなスポーツや運動をさせた方がよい」と助言した。公園の遊具が少なくなり、外で遊ぶ回数が減っていると言い「外で遊ばせて小さなけがはさせるべきだ。大きなけがの予防につながる」と述べた。