柔道の日本ジュニア、吉田が準V、宮城は3位 女子48キロ級


社会
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女子48キロ級で準優勝を果たした環太平洋大2年の吉田涼(右)(提供)

 柔道の全日本ジュニア体重別選手権大会は18、19の両日、東京の講道館で行われ、女子48キロ級で吉田涼(沖縄尚学―環太平洋大)が準優勝となった。決勝で吉岡(東海大)に背負い投げで敗れた。同級の宮城杏優菜(沖縄尚学―明治国際医療大)は準決勝で吉岡に敗れたものの、3位決定戦に勝利した。

 大学では初めてとなる全国の個人戦で、準優勝を果たした女子48キロ級吉田涼(沖縄尚学―環太平洋大2年)。決勝は延長戦の末、背負い投げで技ありを取られ惜敗した。「初の全国で結果を残せたのはうれしいが、悔しさもある」と振り返った。

 高校から階級を一つ下げ競技に打ち込む。今大会は延長戦に入って僅差で勝つことが多かった。「粘り強くできたところは良かった」と手応えはあった。

 決勝は先手を取られる時間が続き、延長でも背負いの体勢に持ち込まれ、押し込まれてしまった。「課題が見つかった。来年1月はまたレベルが上がる講道館杯がある。一つずつ課題を改善し力を出し切りたい」と気を引き締めた。
 (謝花史哲)