米軍の行動制限14日間に戻る 短縮方針を変更 基地内は移動可能


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 新型コロナウイルス感染症対策で日本に入る米軍関係者に米軍施設外に出ることを禁じる「行動制限」について、在日米軍はワクチン2回接種を条件とし10日間に短縮していたが、14日間に戻した。20日付で方針を示した。

 キャンプ・ハンセンで大規模クラスター(感染者集団)が発生したことや、基地従業員らの新変異株オミクロン株感染を受けた措置とみられる。一方、米軍の「行動制限」は、他の個人と切り離される「隔離」と異なり、基地内では自由に移動できる。

 ワクチンを2回接種した関係者には基地内で一定の条件を付けてマスクを外して活動することを認めている。入国後に陰性が確認されていない時や、過去90日以内に検査で陽性となった場合はマスク着用を求めている。
 (明真南斗)