琉球新報社 
ハンドボールのJOCジュニアオリンピックカップ大会が23日、徳島県のアミノバリューホールなどで開幕する。全国9ブロックから推薦された男女計48チームが出場。23～24日は予選リーグが行われ、沖縄選抜男子は宮城、茨城と対戦する。女子は山口、徳島と戦う。
男子は九州予選を制しての出場。個々の能力が高く、攻守で組織的に試合を組み立てることができるようになってきた。司令塔で主将の比嘉泉稀を中心に左利きの石原直弥ら運動量豊富なバック陣が攻撃の要となる。
比嘉は「日本一を目標に16人全員で勝ち進むことがテーマ。誰が出ても勝てるプレーができることを心掛けてきた。個人としては、司令塔としてゲームをしっかりつくり力強いプレーをみせたい」と意気込みを語った。
女子は九州予選準優勝の実力で全国に挑む。170センチの長身2人を軸とした堅い守りが持ち味で、エースの野底桃伽を先頭に堅守速攻をどれだけ発揮できるかが鍵を握る。
主将の又吉叶は「見ている人も楽しい試合をしたい。目標は全国制覇。自分たちが練習してきたことを出すだけ。速攻で得点していきたい」とまずは予選突破へ気を引き締めた。
（謝花史哲）
