反田恭平さん、ピアノの音色を浦添で響かせる ショパンコンクールで演奏した名曲など披露


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ショパンの名曲を軽やかに演奏するピアニストの反田恭平さん=22日夜、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール大ホール

 クラシック界最高峰のコンクールの一つ「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」で2位に輝いたピアニスト、反田(そりた)恭平さんの沖縄公演が22日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール大ホールで開かれた。沖縄公演を皮切りに来年1月まで全国5カ所を巡る。主催はNEXUS、イープラス、沖縄テレビ。

 公演では、ショパン・コンクールで演奏した曲目の中から「ワルツ第4番ヘ長調Op.34―3」を皮切りに「ポロネーズ第6番『英雄』変イ長調Op.53」など計8曲を演奏。アンコールまで披露して、最後は観客のスタンディングオベーションを受けた。

 沖縄での公演は2018年以来、2度目。今回の公演は反田さん自身が公演場所を決め、スタート地に沖縄を選んだ。反田さんは「やっぱりこのホール、このピアノが大好き」とうれしそうに語った。
(田中芳、写真も)