きょうクリスマスイブ まるで宝石箱!きらめくケーキ 洋菓子店は大忙し


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パティシエによってきらびやかに飾り付けられたクリスマスケーキ=23日、宜野湾市のジミー大山工場

 きょう24日はクリスマスイブ。沖縄県内の洋菓子店ではケーキ作りがピークとなり、1年で最も忙しい時期を迎えている。店頭にはデコレーションされたケーキが並び、カップルや家族連れでにぎわいを見せる。

 宜野湾市の洋菓子製造・販売のジミー大山工場ではパティシエを通常の2倍の60人に増員し、23日早朝から作業に追われた。一つずつ手作業で進めた。

 クリスマス限定販売のケーキ「フルーツジュエル」は、たっぷりのカスタードクリームがのったタルト生地にきらびやかな7種のフルーツを盛り合わせ、宝石箱のような仕上がり。

 他にも口溶けのよい生クリームをふんだんに使用したショートケーキなどが人気だという。イチゴやヒイラギの飾りが並ぶ作業場は甘い香りに包まれ、クリスマスムードが漂う。

 同社ベーカリー製造部の下地哲也課長(49)は「忙しいが達成感はある。購入した人たちがケーキを広げた際に一緒に楽しみも広がるように力添えできればうれしい」と話す。(高辻浩之、写真も)