挑むバレー沖縄選抜! JOCあす開幕、男女各チームを紹介


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 バレーボールのJOCジュニアオリンピックカップ第35回全国都道府県対抗中学大会が26日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪などで開幕する。男女各48チーム、計96チームが出場。同日にグループ戦が行われ、沖縄選抜男子は茨城、岐阜と戦う。女子は香川、和歌山と対戦する。

全国一を目指すバレーボールJOC沖縄選抜男子のメンバー(県バレーボール協会提供)

個性豊かな男子

 男子は九州中学体育大会で準優勝し、全国大会で決勝トーナメント2回戦まで勝ち進んだ美東の3選手を中心に攻守を組み立てる。主将でセッターの安座間琉新はエースもこなせる身体能力の高さでチームをまとめる。

 エースは183センチの長身で最高到達点が324センチと高校級の高さを誇る照屋舜(南星)が務める。照屋と組み全国ビーチバレーボール大会優勝を果たした身長181センチの大松悠樹(同)もメンバー。安座間も177センチと高さで勝負できる選手がそろった。安座間は「一人一人が個性豊かなチーム。目標の全国制覇を達成したい」と日本一を目指す。

奮闘を誓うバレーボールJOC沖縄選抜の女子チーム

安定感ある女子

 女子は最高到達点が283センチで高さを武器とする金城知夏(伊良波)と、レシーブも得意な技巧派の照喜納ほしの(佐敷)のダブルエースで勝負する。さらに強みはタイプの違う2人のセッター。テンポの速いトス回しが持ち味の砂川采香(石嶺)と丁寧なプレーが光る伊佐榛夏(具志川東)を2枚替えでコートに送り、幅広い攻め方で勝機を見いだす。

 センターラインも力があり、山田敏美監督は「安定感のあるチーム」と太鼓判を押す。まずは男女そろって決勝トーナメント進出へ。奮闘が期待される。 (謝花史哲)