伊是名村長選に新人の奥間、前田2氏が出馬表明


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(左)奥間守氏 (右)前田清氏

 【伊是名】来年9月20日の任期満了に伴う伊是名村長選に、副村長の奥間守氏(67)、村議の前田清氏(57)の2氏が立候補の意向を表明した。25日、琉球新報の取材にそれぞれが明らかにした。前田政義村長(77)は今期限りで勇退する意向を示しており、村長選は新人同士の争いとなる見通し。

 奥間氏は現村政の政策の継続を訴える。人口減少による人手不足の解消や定住促進、教育の充実などを掲げる。「住んで良かったと思える村づくりを目指す」と述べた。

 前田氏は村政刷新を訴え、教育・福祉の充実、女性の雇用拡大、伊是名伊平屋間の架橋建設などを掲げる。「村民の声を大切に暮らしやすい村へまい進する」と述べた。

 奥間守氏(おくま・まもる) 1954年7月生まれ、村内花出身。明治学院大卒。82年に村役場採用。総務課長、議会事務局長などを歴任。2015年から現職。

 前田清氏(まえだ・きよし) 1964年7月生まれ、村内花出身。那覇工業高中退。建設業を経て、2002年村議選で初当選。現在5期目。議長、副議長を務めた。

 (長嶺晃太朗)