石垣市長選 現職の中山氏が出馬表明 来年2月投開票


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中山 義隆氏

 【石垣】来年2月27日投開票の沖縄県石垣市長選で、現職の中山義隆氏(54)が28日、市内で会見し、4期目を目指して立候補すると正式に表明した。中山氏は「3期12年間で多くの人脈、ネットワークができた。今こそコロナ禍のピンチの状況を打破するために、そのネットワークを生かしていくことが必要だ」と訴えた。

 中山氏は市長選の争点をアフターコロナからの回復と位置付けた。市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票について問われると、「今回の選挙で争点になることはあり得ない」と述べた。

 その上で、市政刷新で一致する勢力が保革合同で市長選擁立を発表した市議の砥板(といた)芳行氏(52)に対し、市議の立場で市に住民投票を提案すべきだとの認識を示した。

 中山氏は1967年6月生まれ、市登野城出身。近畿大卒。2010年から現職。
 (西銘研志郎)