キングス11連勝、三遠に101-69 大勝で今年締めくくる 第24戦


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第3クオーター、シュートするジャック・クーリー(左)=29日、愛知県の豊橋市総合体育館(Bリーグ提供)

 プロバスケットボールBリーグ1部西地区の琉球ゴールデンキングスは29日、愛知県の豊橋市総合体育館で三遠ネオフェニックス(西地区)と今季第24戦を行い、101―69で勝利した。連勝を11に伸ばして21勝3敗。西地区首位を維持している。元キングスで三遠の津山尚大(北谷中―福岡大大濠高出)、山内盛久(興南高―尚学院国際ビジネスアカデミー出)も出場した。次戦は1月2日、沖縄市の沖縄アリーナでレバンガ北海道(東地区)と対戦する。

 スタートダッシュに成功し、終始リードを保ったまま三遠を突き放した。11連勝と勢いが止まらず、隙は見当たらない。

 14得点8リバウンドのジャック・クーリー、12得点10リバウンドのドウェイン・エバンスがチームを引っ張った。攻守でのインサイドの安定感を土台に、外からの3点弾を効果的に決め3桁得点で圧倒した。

 アレン・ダーラムが16得点、コー・フリッピンは15得点と大暴れ。フリッピンは3点弾を3本、ダンクも決めるなど好調ぶりを見せつけた。

 並里成がドリブルと意表を突くパスでリズムをつくり、今村佳太は速攻からの得点でチームに貢献した。

 クーリーは「インサイドの守りでフィジカルプレーを心掛け、出だしからうまくいった。外からのシュートも阻止できた」と堅守を誇る。年明けは2、3の両日に沖縄アリーナで北海道を迎える。「今年を力強く締めくくることができた。来年もよりよい年にしていくために全身全霊で頑張りたい。引き続き応援してほしい」と闘志を燃えたぎらせた。
 (大城三太)


▽Bリーグ1部(豊橋市総合体育館、1661人)

キングス 21勝3敗
101―69(21―12,32―11,22―18,26―28)
三  遠 4勝20敗

◆気持ちよくできた

 桶谷大HC(キングス)の話 出だしから強度のある激しい守備ができるかを課題にしていた。先発メンバー、交代メンバーも役割を果たしてくれた。いい流れもあり気持ちよくバスケができた。今年はブースターの応援のおかげでいい流れをつくることができた。