豊見城市長らパワハラ疑惑で第三者委が初会合 結論時期は未定


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 【豊見城】沖縄県豊見城市で市議会野党が主張する山川仁市長ら市特別職によるパワーハラスメント疑惑を巡り、事実解明などを協議するため市長が設置した第三者委員会の第1回会合が27日、同市役所であった。委員長に沖縄弁護士会の平良卓也氏(ふくぎ法律事務所)が就いた。

 委員は沖縄弁護士会から2人、南部地区医師会から1人、県社会保険労務士会から1人、県公認心理師協会から1人の計5人(男性3人、女性2人)で構成。各団体からの推薦で選出された。

 会合は原則非公開。2022年3月までをめどに2週間に1回程度話し合っていく予定だが、結論が出る時期は未定としている。

 27日は、市議による「実態把握調査特別委員会」(大城吉徳議長)の初会合も市議会であった。野党有志の会が10月下旬に実施したアンケートの取り扱いや今後の流れなどを話し合った。
 (照屋大哲)