真栄田の磯から29キロカジキ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
21日、真栄田岬で29キロのバショーカジキを釣り上げた金城五蕗さん

 幼い頃から釣りを始めた金城五蕗さん(20)は、最近はルアーを中心に釣りを楽しんでいる。12月21日も、マンビカーを狙って友人と2人で真栄田に釣りに出掛けた。午前8時ごろから釣りを始め、午前11時に金城さんのルアーに大物がヒット。ものすごい勢いでラインが引き出された。

 あまりにすごい勢いから、掛かったのはサメかと思ったが、すぐにその正体が分かった。水面をジャンプしながら逃げる魚はカジキと知って、マンビカー狙いのタックルで釣り上げることができるかと心配したが、100メートルほど走ったところで止まった。

 最初の走りでグロッキーになったのか、その後は大きな抵抗もせず、リールごり巻きで10分ほどで寄せることに成功。友人と周りにいた釣り人と協力して磯に釣り上げたのは29キロのバショーカジキだった。

 奥の名船「海姫」船長の仲村直さん。仕事が遊漁船の船長で、趣味が魚釣りという釣り好き。彼の6歳になる息子の仲村海くんも、父親の影響からか海や釣りが大好き。26日は家族で安田の河口に魚釣りに出掛けた。しばらくすると海君のウキが沈み、竿(さお)が大きく曲がった。必死に竿を持ってリールを巻く海くん。家族が見守る中、必死にやり取りをして釣れたのは46センチのチヌ(ミナミクロダイ)。6歳にして大人顔負けの良型チヌを釣った海君の今後が楽しみだ。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

19日、本島北部で120センチ・21.4キロのロウニンアジを釣った當眞卓弥さん
28日、浜田漁港で59.5センチ・2.29キロのスマガツオを釣った玉城卓郎さん

23日、東浜海岸で98.7センチ・9.45キロのオニヒラアジを釣った大城諒也さん
23日、共同サイロ横で52センチ・1.75キロのチヌマンを釣った神谷紫宜さん

26日、安田海岸で46センチのチヌを釣った仲村海君(6歳)
27日、49センチ・2.3キロのマダイを釣った伊敷栄善さん

23日、知念海岸で58センチ・2.1キロのロウニンアジと84.5センチ・0.44キロの太刀魚を釣った石崎京介さん
19日、伊計島で0.58キロのアオリイカを生まれて初めて釣った豊崎琉成さん

13日、恩納村で2.28キロのアオリイカを釣った原田竜百さん
24日、宜野湾海岸で2.0キロと1.65キロのクブシミを釣った添田拓斗さん