FC琉球、来季の飛躍誓う シーズン終了を沖縄市に報告


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シーズン終了で沖縄市役所を訪問したFC琉球の喜名哲裕監督(左から4人目)、上里一将主将(同3人目)、小川淳史社長(同2人目)、廣﨑圭副社長(左端)=12月23日、沖縄市役所

 【沖縄】サッカーJ2で沖縄市をホームタウンとするFC琉球の幹部が12月23日、市役所を訪問し、今季の終了を報告した。FC琉球はシーズン序盤は上位でJ1昇格をうかがっていたが、中盤以降はけが人の続出などで失速した。それでも過去最高となる9位でシーズンを終え、来季のさらなる飛躍を誓った。

 市役所を訪問したのは小川淳史社長、喜名哲裕監督、上里一将主将ら。小川社長は「クラブ史上最高の9位でフィニッシュできた。コロナ禍で5試合連続無観客試合になったりして、苦しいシーズンだったが、県産品を使った弁当を配布して、子どもの貧困問題に取り組んだりもした」とチームの活動を報告した。

 桑江朝千夫市長は「コロナで大変なこともあったが踏ん張っての9位だった。子どもたちへの支援活動にも感謝する。ホームタウンとして全力でサポートするので、来シーズンも頑張ってほしい」と激励した。
 (島袋良太)