那覇市、3回目のワクチン集団接種を前倒し 2月5日から開始


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那覇市役所(資料写真)

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、那覇市は6日、危機管理対策本部会議を開き、市保健所に同日から応援の職員らを派遣することを決めた。会議後の記者会見で、3回目のワクチン集団接種を1カ月前倒しし、2月5日から始めることも明らかにした。

 市保健所は56人体制から83人に増やした。応援の職員らは濃厚接触者などを調べる「積極的疫学調査」などの業務に従事する。感染急拡大で疫学調査が追い付かず、5日は253件の感染者発生を受理したが、200件余の調査を翌日に持ち越したという。集団接種は、国が高齢者の接種間隔を短縮したことに伴い、前倒しした。

 (伊佐尚記)