連休最終日となった10日、沖縄本島地方は寒くも暑くもない穏やかな日となり、豊見城市の瀬長島付近の干潟には、百数十羽ほどのカワウが気持ちよさそうに羽を休めている姿がみられた。上空を飛び回ったり、翼を広げてぬれた羽を乾かしたりする行動をとっていた。
沖縄野鳥の会の山城正邦会長によると、11月から3月ごろにかけて本土から越冬のため飛来したとみられ、「さまざまな野鳥を観察することで季節の訪れを感じられる」と笑顔で話した。
沖縄気象台によると向こう一週間は、前線や寒気の影響で曇りの日が多く、期間のはじめと終わりは雨の降るところがある見込み。
(喜瀨守昭、写真も)