プロ野球沖縄キャンプ「有観客・2万人以下」 コミッショナー方針


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 プロ野球とサッカーのJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」が11日、オンラインで開かれた。

 プロ野球の斉藤惇コミッショナーは終了後の記者会見で、2月1日に始まる春季キャンプの沖縄県での対応について「2万人以下でお客さんを入れる。観客ありで開催する位置付けにしている」と述べ、ファンの見学を受け入れる方針を改めて示した。

 政府が昨年11月に示した指針では、現在沖縄に適用されている「まん延防止等重点措置」の下でのイベントは、原則として2万人が上限となっている。

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は、これに従ってキャンプを実施する方向で自治体との調整を進めていると説明した上で、「緊急事態宣言の場合は、その指針に沿った形になる」と規制が強化されれば対応を変更する可能性も口にした。

 Jリーグでは一部のクラブが、沖縄でのキャンプの中止や非公開を決めている。
(共同通信)