コロナ相談で電話窓口設置へ 名護市、来週にも


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名護市役所

 【名護】本島北部で新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続いてることを受け、名護市の渡具知武豊市長は12日、緊急記者会見を開き、新型コロナに関する、市民の電話相談窓口の設置、65歳以上の高齢者らを対象とした3回目のワクチン接種開始を発表した。渡具知市長は「基本的な感染症対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。

 市は来週中にも電話相談窓口を健康増進課内に設置する予定。一般的な健康相談やPCR検査に関することなどが相談できる。3回目の接種は北部地区医師会病院で17日から開始する。接種券は14日から発送する予定。

 市の直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数(11日時点)は963・53人で県の2倍近くに上る。渡具知市長は4日にも会見を開き、感染防止を呼び掛けていた。