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フィッシングロッドメーカーの「剛樹」は沖縄でも船の大物釣師には特に有名なロッドメーカーだが、社長の弦巻剛さんは竿(さお)を造るだけでなく、沖縄や全国のポイントに出掛け、実際に釣りをして実績を挙げているすご腕の釣師でもある。
4日、弦巻剛さんと2代目の海謙さん、お得意先の齊木雄さんと柳田修一さんの4人は50キロオーバーの巨大カンパチを求め、北谷町の遊漁船ゆりかで慶良間南側海域に釣りに出た。快晴、べたなぎに恵まれたこの日、朝の2時間ほど、餌となるムロアジ釣り、午前10時すぎから大物ポイントに移動。ムロアジを餌に仕掛けを下ろした。海底から2メートルほど仕掛けを巻き上げると、ムロアジが暴れ、大物が近くにいるのを伝える。
仕掛けを巻いたりしながら魚を誘うと、剛さんの仕掛けにヒット。巧みな竿さばきで数分後、浮いたのは14キロのカンパチ。続いて齊木さんと柳田さんにダブルヒットで11キロと10キロのカンパチが釣れ、海謙さんにも13キロのカンパチが釣れた。その後も10~15キロのカンパチの他、12~15キロのオーマチが釣れた。餌のムロアジがなくなったので、再びムロアジを釣って、大物を狙ったが、釣れたのは10~15キロのカンパチやオーマチのみ。目標の50キロオーバーのカンパチは釣れなかったが、沖縄の豊かな海を満喫した。ゆりか(電話)090(7389)9307。
(沖縄おきなわ釣王国社・仲栄真修)
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