首里城防火センター人員強化 復元検討委の部会で確認


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 国の「首里城復元に向けた技術検討委員会」防災ワーキンググループ(高良倉吉委員長)の本年度第4回会合が13日、那覇市内で開かれた。公園内で発生する火災などの対応で、国営公園と県営公園の区域を横断して迅速かつ的確な指揮と現場対応が可能となるよう、防災センターの機能を設備と体制の両面から強化することを確認した。

 同委員会では、県が実施した防火対策に関するシミュレーションの検証結果などを踏まえ、防災機能の再編を進めている。防災センターが閉鎖される夜間に有事が発生した場合の初動対応窓口となる奉神門管理事務室については、人員体制を強化する方針を固めた。

 (当銘千絵)