緊急着陸の米軍ヘリ「油圧に問題」 渡名喜島の現場で修理(14日正午)


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渡名喜村有ヘリポートに駐機中の米軍AH1Z機=14日午前9時15分ごろ(住民提供)

 沖縄県渡名喜村渡名喜島の村有ヘリポートに緊急着陸した米軍普天間飛行場所属のAH1Z攻撃ヘリは、着陸から一夜明けた14日午前11時半現在も同じ場所に駐機している。

 村によると、緊急着陸直後の13日午後8時すぎ、ヘリのパイロット2人を迎える別のヘリが飛来し、警備役にあたる別の兵士2人と交代したという。14日午前11時38分には米軍の復旧支援ヘリが到着。5人の整備士が駆けつけ、修理にあたっている。

 在沖米海兵隊は14日午前、本紙取材に「油圧の問題が検出されたため」と原因を説明した。

 在沖米海兵隊によるとヘリは通常訓練中で、飛行中に警報装置から機体の異常が操縦士に通知されたという。

 14日午前7時半ごろには、沖縄防衛局職員らを乗せた自衛隊や県警のヘリが島に飛来し、現場確認にあたっている。