名護市長選きょう告示 渡具知、岸本氏の一騎打ちへ 


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
名護市役所

 任期満了に伴う名護市長選が16日、告示される。2期目を目指す現職の渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=と、新人の岸本洋平氏(49)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=が立候補を表明しており、一騎打ちとなる見通しだ。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題を最大の争点に、新型コロナウイルス対策や渡具知氏の市政運営などが問われる選挙戦となる。 

 移設問題が争点化して以来、7度目の市長選。辺野古移設の進ちょくにも影響を与えるだけに、移設を推進する政権与党と、移設反対を掲げる「オール沖縄」勢が真っ向から対決する構図だ。県知事選をはじめとした「選挙イヤー」の初戦としても、双方が最重要視する選挙となる。

 一方、新型コロナの感染急拡大が選挙戦にも影響を与えそうだ。 両陣営は16日朝に出陣・出発式を開く。

 市の選挙人名簿登録者数は15日現在で5万561人(男性2万4887人、女性2万5674人)。