南城市長選 瑞慶覧長敏氏「市民助け合う街に」 出発式で弁士らと第一声


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出発式でガンバロー三唱する瑞慶覧長敏陣営=16日午前、南城市大里仲間の選挙事務所(又吉康秀撮影)

 【南城】23日投開票の南城市長選は、現職の瑞慶覧長敏氏(63)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=と、前職の古謝景春氏(66)=自民、公明推薦=が立候補を届け出、4年前の前回市長選と同じ顔ぶれによる対決となった。両氏は16日午前、大票田の市大里地域で開いた出発式、出陣式で第一声を上げ、支持拡大を訴えた。
 (金城実倫、照屋大哲)


瑞慶覧氏 市民助け合う街に

 1期4年、子どもから高齢者、LGBTQ当事者、障がいの有無にかかわらず、すべての市民が手を取り、助け合う南城市を目指してきた。その理想の形に近づいている。

 「福祉なくして街はなし」を目指して、就学援助を2・1倍に増加し、保育士不足解消のための就職支援金制度も実施した。これからも市民と手を取り合って、未来に向けたまちづくりを進めていきたい。

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瑞慶覧 長敏氏(ずけらん・ちょうびん)

 1958年10月24日生まれ。市大里仲間銭又区出身。琉球大卒。2009年衆院選で沖縄4区に民主党公認で出馬し初当選。1期務めた。18年市長選で初当選。

 


2期目で花咲かせよう

 

 照屋義実副知事 瑞慶覧市長は聞く力、つくる力、語る力の三つを兼ね備えている。声なき声を聞いて、大規模集客施設の誘致などで新しい街をつくり、ウチナーグチや英語も堪能だ。1期目でまいた種を、2期目でしっかりと花を咲かせるために当選させよう。

照屋 義実副知事

市民に寄り添った政策

 

 新垣邦男衆院議員 市民からの反応がとてもいい。瑞慶覧市長が1期4年間、丁寧に市民との対話を大事にしてきた証しだと思う。子育てや教育、福祉など、さまざまな分野で市民に寄り添う政策を打ち立ててきた。再選を皆の力で勝ち取っていこう。

新垣 邦男衆院議員