大麻リキッド、国際郵便で密輸未遂容疑　米軍属の女を告発　沖縄税関

　沖縄地区税関は17日、米国から大麻リキッド2.28グラムを密輸しようとしたとして、宜野湾市の米軍属の女（36）を関税法違反（輸入してはならない貨物の輸入未遂）の容疑で那覇地検に告発した。女は「使用目的で米国から送らせた」と供述しているという。

　税関によると、女は米国から日本に国際郵便物として大麻を送るように知人に依頼した。知人は大麻リキッドが入ったカートリッジ4本を発送したが、2021年6月に川崎東郵便局の税関検査場で発見された。税関は九州厚生局沖縄麻薬取締支所と共同で調査した。