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【宮古島】15日に発生した南太平洋・トンガ沖の海底火山噴火による津波で、宮古島市平良狩俣の養殖モズクが流された。宮古島漁業協同組合(栗山弘嗣組合長)によると、モズクと養殖資材を合わせて被害額は約450万円に上る。
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宮古島市では15日午後9時に津波の第一波が確認され、16日午前0時4分に30センチの津波到達が観測された。モズクが潮流でちぎれて流されたり、植え付けている網を固定する鉄筋が抜けて絡まったりした。
宮古島漁協によると被害に遭ったのは同漁協所属の2漁業者で収穫間近だった。2業者合わせてモズク約15トン(約250万)が出荷できず、網や鉄筋、ロープなど資材(約200万)の損傷も出た
栗山組合長は「被害にあった業者も収穫目前だった。軽石の影響もある中で、ダメージは大きい。漁協としても支援していきたい」と話した。
(佐野真慈)
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