旬の島ニンジン、食べて風邪予防 中城で収穫 きょう大寒


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丹精込めて育てた島ニンジンを収穫する仲松盛信さん=19日午前、中城村北浜(大城直也撮影)

 20日は1年で最も寒いとされる二十四節気の一つ「大寒」。19日は大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響を受け沖縄県国頭村奥で12.5度(午前6時16分)、南城市糸数で11.6度(午前0時31分)を観測した。

 中城村北浜の畑で19日午前、寒空の下、農家が旬を迎えた島ニンジンを収穫する様子が見られた。仲松盛信さん(68)は、丹精を込めて育てた島ニンジンを手に「チムシンジに入れてもうまいし、ニンニクの葉と炒めてもおいしい」と白い歯を見せた。

 20日は沖縄本島地方と大東島地方で最低気温は14度、宮古島地方と八重山地方で17度と予報している。(狩俣悠喜まとめ)