北谷沖 ヨナバルマジク6匹


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
10日、北谷沖で47センチ・2.2キロを筆頭に6匹のヨナバルマジク他を釣った左から佐久川正悟さん、田島快飛さん、玉城善太郎さん、新崎盛朗さん

 沖縄では数少ないタイ科の魚、ヨナバルマジク。美しいピンクの魚体は釣り人憧れの魚の1つ。底引き網などの乱獲により一時期は幻の魚とまで言われたこの魚を、最近になってよく釣らせてくれる、2人の若い船長が現れた。赤野漁港の第八隆生丸の玉城善太郎船長と、浜川漁港の琥珀丸の新崎盛朗船長だ。

 2人は学生時代から釣りの天才と呼ばれ、親友でもありライバルでもある。昨年、金武湾でたくさんのヨナバルマジクを釣らせてくれた玉城船長に続いて、今年は北谷沖でもヨナバルマジクが釣れているとの情報が入り、10日に同行取材した。メンバーは新崎船長と玉城船長、佐久川正悟さんと田島快飛さんの4人。

 新崎船長が、オキアミやシバエビを餌にテンヤ仕掛けやてんびん仕掛けで狙うと、すぐに良型のイジュキンが釣れた。続いて本命らしきアタリがあり、餌にヨナバルマジク特有の噛み跡が付いた。本命がいることが分かったので、アンカーを打ち、コマセをまいて狙う作戦に変更した。

 すぐに玉城さんに2キロのヨナバルマジクが釣れ、続いて田島さんにも2キロ近い良型が釣れた。その後も新崎船長と佐久川さんにも2キロ前後の良型が釣れ、47センチ、2.3キロを筆頭に6匹のヨナバルマジクが釣れ、全員えびす顔での釣果撮影になった。琥珀丸(電話)080(1879)7520。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

15日、大宜味沖で50センチ・2.18キロのマクブを釣った宮城温さん
13日、糸満釣り筏でヨナバルマジクやガチュン。ガーラを釣った金城雄衣さんと仲座琉空さん

10日、那覇一文字で50.6センチ・2.64キロ他のガラサーミーバイを釣った新里信人さん
9日、那覇一文字で44センチ・1.19キロの尾長グレを釣った高良憲司さん

13日、南城市で48センチ・1.5キロのチヌを釣った長田修吾さん
16日、海中道路で53.4センチ・2.0キロと52.3センチ・1.77キロと49.0センチ・1.54キロのタマンを釣った松島徳光さん

15日、石垣島崎枝海岸で120センチ・8.5キロのオニカマスを釣った友利逸樹さんと、96.5センチ・7.06キロのホシカイワリを釣った渡久山玄介さん
15日、泡瀬海岸で42.1センチ・1.3キロと42センチ・1.32キロのチンシラーを釣った大城和真さん

13日、西洲海岸で41センチ・1.28キロを筆頭に5匹のガラサーミーバイを釣った嘉数亮さん
16日、北谷町宮城海岸で0.5キロのアオリイカを釣った當眞穂乃佳さん