【動画】名護市長再選確実の渡具知氏「国と県の推移見守るほかない」 米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で


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当確を受けて支援者らとともにバンザイする渡具知武豊氏(前列中央)=23日、名護市宮里

 23日投開票の名護市長選で再選を確実にした渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=は23日、名護市宮里の選挙事務所で記者団に対し、米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古への埋め立て建設工事を巡り「国と県との推移を見守ると言うほかない」と述べ、従来見解を繰り返した。2期目に向けては「この勝利におぼれず、市民のために一つ一つ公約を実現していく。このことに尽きる」と決意を述べた。
 
 辺野古移設問題については「いま県と国が裁判を繰り返している中で、推移を見守ると申し上げていて、それ以上のことを首長ができるのかどうか。そこは二十数年見た中で、私の置かれた立場では、国と県との推移を見守ると言うほかない」と述べた。
 

当確を受けて記者団の質問に答える渡具知武豊氏=23日、名護市宮里