本紙に新聞労連特別賞授賞 地域ジャーナリズム評価


社会
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授賞式にオンラインで参加した本紙記者ら=25日午後6時ごろ

 新聞労連(吉永磨美中央執行委員長)の第26回新聞労連ジャーナリズム大賞の授賞式が25日、オンラインで開催され、琉球新報が「航空自衛隊那覇基地から流出した泡消火剤に有害物質が含まれていることを突き止めた一連の報道」で特別賞を受けた。
 
 平和・民主主義の確立などに貢献した記事を表彰する同賞には、24作品の応募があった。選考委員を代表してビデオメッセージで講評を述べたジャーナリストの青木理さんは「地域ジャーナリズムの健在ぶりに励まされた」などと評価した。

 授賞式には島袋貞治デスク(当時)と流出した泡を現場で採取した長嶺晃太朗記者が参加した。長嶺記者は「権力当局の情報をうのみにせず裏を取る基本的な作業を徹底した。研究者らの協力に感謝したい」と語った。