コラソンがビジネスクラブ運営 地域貢献の機会創出へ


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本格的に運営を進めるコラソンビジネスクラブについてPRする(左から)太田守尚社長、石田孝一、知念直明さん(提供)

 日本ハンドボールリーグの琉球コラソンは異業種の企業のマッチングを図ったり、福祉事業を支援したりするなど地域貢献の機会を創出しようとビジネスクラブ(CBC)の運営を進めている。同社の石田孝一GMら関係者が28日、オンラインで会見しプロジェクトをPRするなど、参加者を募集した。

 昨年8月末ごろ試験的に事業を開始。スポンサー企業だけでなく、幅広く参加を呼び掛け、月1回のミーティングを開催してきた。

 その中で、組織開発コンサルティングを手掛けるEdift(太田守尚社長)と、福利厚生サービスを提供する福利厚生俱楽部九州沖縄オフィス(知念直明担当)が取り組みに賛同。今後は地域の取り組みとして児童養護施設や障がい者施設などへの支援を働き掛ける機会もつくっていこうと、今年から本格的にビジネスクラブの取り組みを推進していくことを決めた。本格稼働に向け来月10日にオンライン会議を開く。

 地域や企業の活動を盛り上げることで、球団に多くの人が関わってもらいチームのファン獲得にもつながることを期待する。

 初回メンバー20人の加入を目指し、月1~2回のCBCとイベントを開く予定という。会費は入会費3万円、月会費3千円。

 石田GMは「いろんなつながりをつくって、企業の課題解決、地域の支援ができたらと思う」と多くの参加を呼び掛けた。知念社長も「CBCをハブにして大きな輪となっていくことができれば互いにメリットも出てくると思う」と期待。知念担当も「クラブを通して、幅広いつながりが生まれることを期待したい」と話した。

 問い合わせは琉球コラソン(電話)098(917)2347。