「だるま朝日」海面にくっきり 朝の渡嘉敷島、赤く染め


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渡嘉敷島から見た本島南部沖合から昇る「だるま朝日」=26日午前7時25分ごろ、渡嘉敷島の儀津埼海岸

 【渡嘉敷】26日午前7時25分ごろ、晴れ渡った沖縄本島南部沖合の水平線上から昇った太陽が海面付近でくびれ、だるまのように見える「だるま朝日」と呼ばれる現象が発生した。

 だるま朝日は蜃気楼(しんきろう)の一種で放射冷却の影響で空気が冷え込み、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差ができることで発生する。この時間帯の渡嘉敷島の気温は16度だった。

 (米田英明通信員)