初代「ティンクティンク」宮城あずささんが「てだこ大使」に 歌三線で浦添PR


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歌三線で浦添市をPRしたいと意気込む宮城あずささん=15日、浦添市の浦添大公園展望台

 【浦添】沖縄県浦添市の親善大使である初代「てだこ大使」サンフラワーに就任した宮城あずささん(40)は、生まれ育った地元浦添の魅力を発信していきたいと意気込んでいる。

 女性ボーカルグループ「ティンクティンク」の初代メンバーとして16歳から芸能活動をしていた宮城さんは昨年、地元のことをよく知らないと感じ、市役所で情報収集を行った。

 市主催の講座やワークショップなどに積極的に参加する中、てだこ大使の募集を知った。応募要項を見ると年齢制限がないことを知り「これだ!」と思い、応募した。家族の応援を受け、経験したことがないプレゼンに向けて友人からレクチャーを受け、見事に大使就任を勝ち取った。

 琉球古典音楽・野村流音楽協会の教師免許を持つ宮城さんは、ホワイトリリーの糸数なずなさん、ゴールデンカップの本村杏珠さんの大使2人と音楽ユニットを組んで「これまでの芸能活動を生かした浦添市のPRも行いたい」と抱負を語った。

 就任式で大使の衣装を着た宮城さんを見た息子から「ママ、すごかった」と褒められたと明かした。「浦添市に恩返しをしたい。子育てしている私だからできる保育所訪問などもやってみたい」と語った。

 (喜納高宏通信員)