新庄監督、ど派手に沖縄入り 日ハムあすから名護と国頭でキャンプ


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春季キャンプのため沖縄入りしたプロ野球日本ハムの新庄監督=30日午後、那覇空港

 プロ野球日本ハムの新庄剛志新監督が30日、春季キャンプを張る沖縄県に入った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で那覇空港でのセレモニーは実施されなかったが、ど派手な衣装で登場。多くの報道陣と熱心なファンに迎えられ「イメージとしては1年間のトライアウト(入団テスト)のスタート」と2月1日のキャンプインを控えた心境を語った。

 赤色や金色で飾り立てたロングコートがひときわ目を引いた。廃棄予定だったグラブを再利用して素材とした特注品といい「ファイターズもこういう一つのものをキャンプでつくり上げたい」と笑顔を見せた。

 オフの間は自ら広告塔となってメディアに出ずっぱりだったが「これからは僕と選手の勝負が始まる」と本業への意気込みを語り、初日は2軍キャンプから始動する意向を改めて示した。

 日本ハムのキャンプは1軍が名護市、2軍が国頭村で実施される。新庄監督は現役時代と同じ背番号1を背負い、3年連続5位からの立て直しを目指す。スポーツ庁の室伏広治長官に臨時コーチを依頼するなど斬新な取り組みにも注目が集まる。
(共同通信)