沖縄市長選 市議の森山氏擁立へ最終調整 4月24日投開票


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森山 政和氏

 【沖縄】4月24日投開票の沖縄市長選に向け、市政野党会派などでつくる候補者選考委員会は30日までに、市議の森山政和氏(73)の擁立に向けた調整に入った。31日に森山氏の後援会幹部も招いた上で委員会を開き、出馬受諾に向けて環境を整えたい考え。関係者によると、森山氏も選挙態勢や支援者の理解が得られれば、出馬を前向きに検討する意向を示している。

 沖縄市長選を巡っては現職の桑江朝千夫氏(66)が3期目を目指し出馬することを表明。市政野党側の候補者選考委は昨年9月に発足し、公募を含めた選考作業を進めてきた。30日の会議で市議から候補者を擁立することを確認し、野党会派「にぬふぁ星おきなわ」の代表で、選考委事務局長を務める森山氏の擁立に向けた調整に入った。

 森山氏は宜野座村惣慶生まれ。武蔵野音楽大声楽科卒。75年から音楽教諭を務め、沖縄市立越来中、安慶田中、美東中の校長を経て、2010年から沖縄市議。現在3期目。市ジュニア合唱団団長や市ジュニアオーケストラ事務局長も務める。
 (島袋良太、石井恵理菜)