阪神キャンプ地「写真にトラれたい」花文字2万鉢で熱烈歓迎 宜野座


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 【宜野座】球春到来! 宜野座村で2022年阪神タイガースの春季キャンプが始まった。宜野座村での春季キャンプは03年から毎年開催され、村を挙げての全面協力に、球団からも絶大な信頼を得ている。今年は寅(とら)年でもあり、例年以上の期待がうかがえる。

 宜野座村観光協会は毎年、球団や全国からの阪神ファンを「熱烈歓迎」しようと、職員でアイデアを出し合い、鮮やかで独創的な「花文字」でキャンプに花を添える。今年も、2万鉢の花の芸術が「写真にトラ(撮ら)れたい」とばかりに整った。使用された花はマリーゴールド、ベゴニア、サルビア、クリサンセマムで、提供した「園芸センターギノザ」の玉元紹賢代表は「2万鉢もの苗を、キャンプの時期に合わせて最も見頃に栽培するのが大変だった。ぜひ多くの人に鑑賞してほしい」と語る。

 今年の宜野座キャンプ見学はコロナ禍により、さまざまな制限がある。キャンプに関するインターネットの専用サイトで事前予約受け付けが必要で、ワクチンの2回目接種後、2週間以上経過していることや、PCR検査済みなどの条件があるとして、注意を促している。
 (池辺賢児通信員)

2022年阪神タイガース春季キャンプを応援する「花文字」
花で作った阪神のロゴマーク