桐谷健太さん主演映画「ミラクルシティコザ」ロケ地マップ制作 県外からも反響


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ロケ地巡りと映画鑑賞をPRする宮城高士さん(左)と桑江愛瑠さん=2日、沖縄市観光物産振興協会

 【沖縄】先月下旬から県内で上映され話題になっている映画「ミラクルシティコザ」の舞台・沖縄市の観光物産振興協会は、映画のさらなる盛り上げを図るためロケ地マップをこのほど、制作した。県外からも「マップが欲しい」と問い合わせが相次いでおり、スタッフは反響を喜んでいる。

 映画はロックサウンドであふれた1970年代と現代の沖縄市が交錯するエンターテインメント作品で、人気俳優の桐谷健太さんが主役を演じる。昨年11月にはハワイ国際映画祭に正式出品されている。

 「沖縄市ロケ地マップ」はA4判の6ページつづり。映画誕生の秘話、出演している県出身の俳優陣、作品に登場するライブハウス、ゲート通りと一番街、中央パークアベニュー、銀天街など数多くのスポットを紹介している。

 同協会KOZAフィルムオフィスのスタッフ、宮城高士さんは「話題性の一つは監督も本市出身であること。文字通りミラクルシティコザを映画とマップで楽しんでほしい」とアピールしている。

 19年には同市が主要ロケ地となった「小さな恋のうた」がヒットした。協会ではロケ地巡りのガイドも行っている。問い合わせは(電話)098(989)5566。

 (岸本健通信員)