琉球新報社 
【沖縄】沖縄市は4日、市の魅力を発信する「ちゃんぷる～沖縄市大使」にモータースポーツで活躍する市出身者2人を任命した。任命したのは国際オートバイレーサーの仲村優佑さん（28）＝FEEVIL沖縄共同代表、レーシングドライバーの平良響さん（21）＝トヨタ所属＝の2人。市はモータースポーツによる地域振興を推進しており、同分野で活躍する2人の発信を期待する。
4日に市役所で任命式があり、桑江朝千夫市長が委嘱状を手渡した。仲村さんは「モータースポーツを通じて沖縄市の魅力を県内外に広げたい。サーキット整備事業でも力になりたい」、平良さんは「沖縄市を盛り上げていくのが楽しみだ。県外、国外にも魅力を伝えていきたい」とそれぞれ抱負を語った。
仲村さんは2014年に21歳でロードレースデビュー。その年のグランドチャンピオンシップで日本一に輝いた。その後もアジア選手権で上位の成績を残し、21年は鈴鹿サンデーロードレースJSB1000クラスの第2、3戦で優勝した。
平良さんは小学1年からカートを始め、15年には日本代表として世界選手権に出場した。20年には4輪レースのフォーミュラ4（FIA―F4）で年間王者に輝いた。
ちゃんぷる～沖縄市大使はこれで17人となった。
（島袋良太）
