ミサイル防衛で日米共同訓練 21~25日 宮古や八重瀬、那覇など全国10施設で


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 【東京】防衛省統合幕僚監部(統幕)は14日、防空・ミサイル防衛を目的とした日米共同訓練を21~25日に実施すると発表した。宮古島駐屯地や八重瀬分屯地、那覇基地を含め全国10施設以上で行う。弾道ミサイル対処や防空戦闘にかかわる日米共同の対処、不測事態での対処などをシミュレーションで訓練する。

 2017年度から日米共同統合訓練として始まり、今回で5回目。宮古島駐屯地は昨年に続き2回目の訓練となる。統幕は「訓練の内容については答えておらず、例年通りの訓練になる」としている。

 沖縄以外では陸上自衛隊松戸駐屯地(千葉県)や海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)、航空自衛隊横田基地(東京都)、入間基地(埼玉県)、新田原基地(宮崎県)などで行う。訓練に参加するのは自衛隊が東部、中部、西部の各方面隊など。米軍は第7艦隊司令部、艦艇数隻参加の予定という。