【浦添】専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA)は4日から6日まで、浦添西海岸パルコシティで学生の卒業作品などを展示・販売する「DESIGN COMP(デザインコンプ)’22」を開催した。
5回目の開催となった今回のテーマは「コンパス」。グラフィックデザイン、ファッション、漫画など5学科の学生が作成した個性光る作品約250点が展示された。
会場では、作品の展示だけではなく、会場に来られない人向けにデジタルデザイン科生徒が会場の様子などをライブ配信した。
絵本とファッションを融合させたオリジナルブランド「おもいで書店」を立ち上げたファッション科の嶺井柚花(ゆうか)さん(20)=2年次=は「一からブランドを立ち上げるのは予想以上に大変だった。2年生にとっては集大成の作品展で、思いがいっぱい詰まっている」と語った。
デジタルデザイン科の嘉陽田琉志さん(20)は「クオリティーの高い作品が並んだ。一連の企画は全て学生の僕たちが決めた。コロナ禍の中、出せるものは出し尽くした」と語った。
デザインコンプで展示された作品の一部はIDAのホームページを通じて購入することができる。
(吉田健一)