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島豆腐ジェラート自販機で 保存料など使わず安全おいしく 沖縄市

島豆腐で作った県産ジェラートの自動販売機を設置した農業生産法人スカイファームの大城えりか代表(左)と大城朝也さん=10日、沖縄市美原

 【沖縄】県産素材を使用したジェラートの自動販売機が沖縄市美原に設置された。設置したのは農業生産法人スカイファーム(大城えりか代表)。牛乳をはじめ紅イモ、マンゴー、パインなど12種のフレーバー素材も県産を使い、地産地消にこだわった「沖縄ジェラート」を開発、インターネットで販売してきた。第1号となる自販機は昨年末に市美原に設置し、ジーマーミ豆腐のような風味の「島とうふジェラート」を販売している。1個350円。

 「沖縄ジェラート」は、大城さんの子どもにアレルギーがあることから、保存料や着色料、人工甘味料などを使わないものを作りたいと開発した。自身も出産後のタンパク質不足を指摘され、手軽に摂取できる島豆腐を使ったジェラートの開発を思い付いた。

 住宅リフォームや塗装の会社を経営してきたが、コロナ禍に見舞われる中で新たな事業に着手しようと、ジェラート販売に乗り出した。ジェラートショップSouth&Northを運営する「あうん堂」(那覇市)に製造を委託し、県産素材を使った「沖縄ジェラート」シリーズを企画し、ネット販売してきた。

 実店舗を開く前にまず自販機で売れ筋商品などを調べることにした。自販機への投資は約150万円。設置場所は沖縄市美原2の26の5。大城さんは「おやつだけでなく、酒を飲んだ帰りの『〆(しめ)』に買っている人もいるようだ。原材料に使っている農作物の各産地に自販機設置を進めていきたい」と話した。販売機では今後、コロナ禍で在庫余りに直面する黒糖のジェラートを中心に販売していく計画。
 (島袋良太)



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