自民参院候補は複数人が浮上 県連が役員会 26日に対象者決定


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参院選候補者選考の今後の進め方などについて説明する自民党県連の島袋大幹事長(右)と中川京貴会長=19日、那覇市の自民党県連会館前

 自民党県連(中川京貴会長)は19日、役員会を開き、参院選沖縄選挙区の候補者選考について議論した。県内4支部が候補者として適任とする人物をそれぞれ報告し、候補予定者として複数人が提案された。意向確認が完了していない人物の返答を待ち、26日の役員会で選定の対象者を決定する方針を決めた。

 石垣市長選後の3月に、県連の選挙対策委員会で候補者擁立に向けた作業を進める。

 役員会後、報道陣の取材に中川会長と島袋大幹事長が明らかにした。4支部から推挙された人物名は非公表。複数の関係者によると、県議などの名前が挙がった。

 今月6日の会議で各支部から候補予定者を推挙するよう確認していた。役員会には各支部の支部長を務める衆院議員が出席し、推挙する人物を報告した。県知事選の候補者に関する議論はなかったという。

 島袋幹事長は「3月の党大会に間に合わせたい気持ちはあるが、しっかりと選対委員会の中で議論を進めて良い形で擁立を決定したい」と述べた。