「花粉症の不快感が軽減」宮古島産の植物で開発 沖縄県内外の薬局やオンラインで販売


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むさしのイミュニティーグループが販売するハービデンスタブレット(左)とハービデンスリッチドリンク=21日、県庁

 むさしのイミュニティーグループ(吉田八束代表)は21日、宮古島産のタチアワユキセンダングサ(学名ビデンス・ピローサ)を用いた機能性表示食品の2商品を3月9日から販売すると発表した。花粉症の人らをターゲットに県内外のスーパーや薬局、オンラインなどで販売する。

 発売するのは錠剤の「ハービデンスタブレット」と、飲料の「ハービデンスリッチドリンク」。昨年12月に消費者庁に届け出し、「宮古ビデンス・ピローサ由来カフェー酸には花粉やハウスダスト、ほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減することが報告されている」と表示できるようになった。

 タブレットは180粒、リッチドリンクは50ミリリットルの10本入りで、希望小売価格は両方とも税込み1万1880円。

 吉田代表は「宮古の植物を使うことで、宮古の地域振興につなげたい」と話した。
 (中村優希、写真も)