バスケ沖縄W杯まで1年半…ミス沖縄ら応援呼び掛け「沖縄の魅力発信」


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バスケットボールワールドカップ2023の沖縄開催をPRする(左から)日越延利専務理事、ミス沖縄コバルトブルーの山里ひかるさん、黒田裕史県スポーツ振興課班長=24日、那覇市の琉球新報社

 沖縄市の沖縄アリーナで開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)」に向け、県バスケットボール協会の日越延利専務理事やミス沖縄コバルトブルーの山里ひかるさんら関係者が24日、那覇市の琉球新報社を訪れ、県民の協力と後押しを呼び掛けた。27日から始まるチケットの先行販売などもPRした。

 4年に1度開催されるW杯は来年8月25日から9月10日にかけて、一部沖縄アリーナを会場に、フィリピンとインドネシアの3カ国共催で実施される。沖縄アリーナでは自国開催で出場が確定している日本代表を含む8カ国が試合を行う。

 先行して27日から無料登録の公式ファンクラブサイトで5試合パッケージ(税込み15万円)チケットを売り出し、3月1日からは一般販売する。

 W杯日本組織委員会理事も務める日越専務は「日本で唯一のスポーツを見せるアリーナの良さを各国にアピールする機会。他の競技団体にも参考になると思う。離島を含め沖縄一体で参加型のイベントにしたい」と成功を誓った。山里さんも「スポーツアイランド沖縄、アリーナの魅力の本領を発揮できる大会になる。バスケを通して元気や希望を届けられると思う」と、沖縄の魅力発信になることも期待した。

 25~27日には同会場で行われるアジア地区予選が開催。W杯に向けて一緒に盛り上げようと多くの来場を呼び掛けた。
 (謝花史哲)