
北米沖縄県人会(エディー・カミヤ会長)がこのほど、2年ぶりに年次総会を開催した。役員や理事の改選と各部の報告を行い、26人の会員が出席した。2期4年、県人会長として激務をこなしたカミヤさんが、次の2年間も会長を任された。会の進行はすべて英語で行われ、サエコ・ディキンソンさん(会員)が同時通訳した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年の総会は実施されなかった。21年の総会ではワクチン接種の有無を確認し、過去にウイルス保持者との接触がなかったかなど、感染防止策を徹底した。当日はマスクを着用し、参加者同士の距離を保ち、検温も行った。会場で飲み物や食べ物は提供されなかった。
カミヤさんは「県人会館の修繕や保険の見直しなど、やらなければならないことが山積しているため、もう1期、会長を引き受けることにした。会員と手を結んで時代に即した県人会づくりに奮闘したい」と決意を述べた。
理事選挙があけ、次の6人が選ばれた。(敬称略)
ブライアン・アラカキ、エドワード・カミヤ、中村米子、徳永愛子、当銘由洋、クリスティン・ヤマウチ
(当銘貞夫ロサンゼルス通信員)